オミクロン株対応済など、最新の変異株に対応している検査キットかどうかの確認が、とても大事です。また、使用期限が一年なので買いだめもできません。
週末、多少風邪気味だったのでコロナ感染かもしれないと思い、検査キットを買おうと日曜日に大手通販サイトやドラッグストアをいくつかまわり、わかったことがあったので、報告します。
まず、通販サイトやドラッグストアには「研究」と記載されているキットが、先週の時点ではたくさん販売されてました。研究用は、1000円から2000円程度と比較的安かったです。
今回話題になっている神奈川県の自主療養システムに使えるキットは、研究用は使用不可とニュース番組で言ってましたから、自主療養で使えるものは、薬剤師さんがいる時間に薬局で買うことが必要ということがわかりました。
近隣のいくつかのドラッグストアで確認したところ、薬剤師さんがいる時間帯はかなり短くて、平日は10時00分から18時30分まで、遅い時間対応でも20時00分までのところが最大でした。
日曜日、祭日は、薬剤師さんがお休みのところが多く、肝心なときに手に入らないことが、容易に想像できますので、具合が悪くなってからではなく、あらかじめ購入しておく必要があると強く実感しました。
また、令和4年1月29日現在、自主療養に使える簡易検査キットとして神奈川県のサイトで紹介されている製品は、(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/covid19/ms/mt_report.html)
唾液で測定できるものはなく、いずれも鼻の奥に綿棒みたいなものをいれて粘液を取り出して検査するタイプでした。
神奈川県では、新型コロナウイルス抗原検査キットを学校向け、富士レビオ製のエスプラインとデンカ製のクイックナビの2種類配布しているそうです。
富士レビオ製のエスプラインは、近隣のドラッグストアで薬剤師さんがいれば買える品物で、比較的安い品でしたので、わたしはこれを買いました。
使い方は、こんな感じです。
◾️検体の取り方
袋を剥がして綿棒の中ほどを持ち、2センチ程度、鼻の入り口からゆっくり挿入します。
粘膜部分をぬぐうように5回程度ゆっくり回転させます。5秒ほど経過し、綿棒が十分湿ったらそっと引き抜きます。
◯ 子どもの場合は、子どもを寝かせた姿勢、抱っこした姿勢、立った状態で頭を押さえる姿勢などが、紹介されています。
◾️検体の抽出
チューブのビニールのふたをはがし、綿棒の綿球部分をチューブ内の検体処理液に浸します。
この時に液にしっかり浸します。チューブの上から、綿球部分を指ではさんで押さえながら10回程度回転させます。
鼻腔内の分泌物のねばり気をしっかり溶かすことによって、正しい反応が出ます。
綿球部分を絞るように綿棒を取り出します。チューブをキャップにはめ込み、横にして、5分置きます。
◾️2液たらす
キットを袋から出します。キャップを付けたままチューブを逆さにします。このとき、キャップの先端がキット液下部に触れないよう1センチメートル以上を離します。
チューブを軽く押し、液をキットの紫色の検体液下部に2液たらします。
◾️押す
水平な場所で、すみやかにキットのオレンジ色のボタンを押します。ボタンは押すとへこみます。タイマーを使うなどして、きっちり30分間待ちます。判定部に直接風が当たらないようにします。
◾️判定
必ず30分後に確認します。それ以上時間が経過すると、本当は陰性なのに陽性の結果がでることがあります。
上の線だけ1本出現したら陰性です。上の線と下の線の2本出現したら陽性です。上の線がはっきりと出現しない時は判定不能という判定中ので、もう1つの検査キットでもう一度検査します。
◾️キットの捨て方
使用後のキット等は、ビニール製のゴミ袋に入れ、しっかり口を縛り、ゴミ(可燃物)に出します。ゴミ袋は1重で大丈夫とのことです。